行政に依頼されたボランティアを名乗る女性とBBAが突然やって来て、去勢してすぐに返すので猫を捕まえていいですか?という。妻が対応に出たのだが、突然で面食らって断れなかったらしく、母猫連れていかれちゃった、というので、連絡先を訊いてすぐ戻すように要求しました。
同じ愛猫家にせよ保護猫団体にせよ、それぞれ考え方に違いがあるでしょう。人によって思いや問題意識、折り合いのつけ方が違うと思います。ひとりよがりな使命感で自分の考えに従わせるというのはいかがなものか。他人の考え方や大切にしている存在に手を出さないで欲しいです。私たちは私たちで、これからどんどん増えるであろう猫の話しは、来年の繁殖期までには里親探しを始めた方がいいのではないかなどと、普段から妻とあれこれ話し合っています。
「自分は個人の気持ちや思いやりを大事に考えている、十羽一絡げ、頭ごなしではなく、個人の考えを尊重して欲しい、少なくとも即答できるような問題ではないので、とりあえず一旦母猫を返して欲しい、」ということを伝えました。しかし、あれやこれや聞いたふうな「正論」をぶって、こちらを説き伏せようとして来ます。話しの矛先をコロコロ変えてのドヤ顔正論。暑いし、買い物に出かけるところだし、。
私は弁が立つばかりでなく、圧もかなり強いので笑、幸い奪還出来ましたが、みなさんどうでしょう。うちもあのとき私が出かけていて妻がひとりだけだったとしたら、これを書いている今は母猫はすでに去勢されていると思います。善意の押し付けって恐ろしいですよね。話しはやや逸れますが、日本では過去に身体障害者を「障害を持った子どもが生まれたらかわいそうだ」という理由で、去勢手術を強制していたという事例もあります。それ自体がいいか悪いかではなく、相手の気持ちや意志を尊重せずに、一方的に取り返しのつかないことをやってしまうということがモラルに反していると感じるのです。
ゆくゆく自分たちで去勢手術の決断をするかもしれません。夫婦で時間をかけてじっくりと考えたいと思っています。我が家で餌を食べるようになってから1年、名前をつけ、子猫が生まれ、子育ての光景には感動しました。情も移っていますし、現在7匹いる猫は、間違いなく私たち夫婦の宝ものです。「下のお家から猫が増えてしょうがないので去勢の依頼があった」とのことです。そのお家でそういう判断をしたならうちが反対する立場ではないですが、「上から降りて来たらまた増えるから」などと苦し紛れに意味不明なことを言われました。そのお家の猫が去勢されていれば増えようがないですよね。そもそも私は赤の他人と正解のない善悪正誤の議論をするつもりなどありません。自分の考えがあるので尊重して下さいとお願いしているだけです。
最終的に私がカッとなったのはBBAが「分かりました。次からはそうしますので、今回だけいいですか、もう捕まえちゃったので、」という発言です。久々に怒鳴ってしまいました。
私は人の考えを聞くの好きなのですが、議論は好きじゃないんです。立場も経歴も環境も違う人の共通の答えなんてありませんから。似たような考えでも、それぞれみんな違うと思います。「間違ってる」ではなく、その人は「そういう考えの人」です。主張の弱いやさしい人や論理が苦手なおおらかな人もたくさんいます。そういう人の思いやりも、大切にしている気持ちも、論破されたら支配されるっておかしくないですか。
ま、たかが猫の話しなんですが。。苦笑