遠藤捨三の世界

こちらは、空き地の詩人・遠藤捨三の愛好家(好事家)のためのブログです。

楽しさ、幸福。

 考察や批評というとどうしても批判的な要素が入りがちになってしまいがちですが、みんながハッピーになるような、ハッピーな記事を発信したいと思います。

 私は今、幸福を感じながら充実した日々を送っています。中古の安物件を現金購入したことで家賃の負担がなくなり、経済的に楽になったことと、自営業なので、人間関係のストレスがないことが大きいと思います。

 庭木の剪定をし、薪を作り、炭を起こして火鉢で暖をとったり、妻と一緒にのんびり洗濯物を干したり、野良猫が遊びに来たり、蝶や甲虫を見つけたり、野鳥が柿を食べに来たりしています。猫に触れて、呼吸や体温を感じているととても気持ちが安らぎます。近隣に気兼ねをせずにギターを弾いて歌を歌ったり、電動工具を使って木材を切ったり出来る環境ということも大きいです。

 活動している音楽界隈の人間関係で嫌な思いをしたことはほとんどありません。挨拶の出来ない人などいませんし、同人に対してリスペクトがあります。音楽性や趣向の違いは問題になりません。多彩な方がより楽しいこともありますし、自分の発想にはないことや自分では出来ないようなことを上手にやっている人を見ると大変刺激になります。そうして、好きなミュージシャンと仲良くなり、好きなミュージシャンと友人として付き合うのです。こんなハッピーなことはありません。世界三大ギタリストの一人とされるエリック・クラプトンは「一時期、ロバート・ジョンソン(伝説的なブルースマン)を知らない人間とは口をききたくなかった。」と懐古していましたが、コアな趣向を持った人間は一般社会で孤立してしまうことが多々あるのです。同人の友人というのは、まるでブルースの生まれた19世紀末から同じ時代を生きてきたかのように、共通の思いがあります。初対面であっても古くからの友人のように話しが弾みます。みなさんの好きなものは、車なのかもしれませんし、野球やサッカー、あるいは読書や映画鑑賞かもしれません。なんでもいいと思います。楽しみを共有できる友人は間違いなく人生を豊かにしてくれます。

 私も長いこと「一般社会」に馴染もうと頑張っていましたが、合わない人と寄り添おうとするのは、どうもお互いにとっていいことではないようです。人間関係は腹八分、距離感が大切といいますが、価値観の合わない人とは上手に距離を取った方がいいと思います。現代は利益を求める社会ですから、一般の会社員のような人には、私のような金にならないことを大事に考えている人間は、自分の利益を損なう存在のように感じられるようです。

 共感とか共有、「共」が付くことって大事ですね。価値を共有できる、共感出来る人との共同作業が一番幸せを感じます。バンドというのはもちろんメンバーとの共同作業です。大好きな音楽を仲間と共同で演奏するのですから、とってもハッピーです。

 税金や社会保険の負担が50%と言われる昨今、経済的な余裕を持つのはなかなか難しいことですが、収入を上げるよりも支出を下げる努力・工夫をして凌いでいます。「年収一千万程度が最も幸福度が低い」という調査結果があるそうです。だとすると年収300万〜500万の中間層が、収入を上げようと努力すればするほど幸福度の低い生活に向かっていくことになります。では現状維持のために努力するのでしょうか。もうお金を至上の価値と考えるのはやめませんか。バンドマンはバンドが出来るだけのお金があれば幸せに生きていけます。好きなこと、やりたいことがはっきりしていれば、必要なお金の量もはっきりするのです。あれもこれも、なんでも便利に、と欲張らなければ、今すぐにでも幸せに手が届くはずです。