遠藤捨三の世界

こちらは、空き地の詩人・遠藤捨三の愛好家(好事家)のためのブログです。

夢の近未来。

 AIによって作られた画像、音楽、動画が氾濫し、車は自動運転に向かう世の中になりました。個性やロマンといった、人間らしさは影を潜め、ひたすら効率と合理性が推し進められています。AIに人間が学ぶようにもなり、音楽、将棋、様々な世界がAIに寄って、没個性的になっていると感じます。アナログ人間の私としては、強烈な個性のあった昭和の時代を懐かしく感じますが、視点を変えて、近未来の可能性について探ってみたいと思います。

 コロナ禍から始まったセルフレジ。完全なセルフレジと半セルフレジがありました。半セルフレジは、店員が商品を受け取ってバーコードを読み取り、脇にあるセルフレジで支払いをする、というシステムです。お金の手渡しによるウィルスの感染の心配を払拭するためなのでしょうが、「◯◯円になります。」と言って商品を差し出されたら、反射的にお金を払おうとしてしまいますよね。そこで「そちらのレジでお願いします。」と促され、ムムム…となります。店員の方も不慣れな客の対応にうんざりしているようで、あきれ顔をされることもありました。ちょっと飲み物が欲しかっただけなのに、ただでさえ無愛想なパートのおばさんのあきれフェイスによって、半日は台無しになります。

 また、90年代中頃だったと思いますが、「子どもが産まれるから免許を取らなきゃ…。」という言葉を聞くようになりました。保育園の送り迎えのためのようです。2000年代に入ると団塊の世代の退職も始まり、町内は昼間から主婦と老人の車でいっぱい、駅前のスーパーの駐車場に入るための渋滞が起きるようになりました。マニュアル操作が必要なくなったことも起因しているとは思いますが、主婦や老人等の町内ドライバーはお世辞にも運転が上手いとは言えず、脇道から急に飛び出してきたり、何もないところでモタついたり、、車で通勤していた私は毎日余計なイライラを抱えていました。

 さて、近未来の希望ですが、まず、レジが完全にセルフレジになります。セルフレジの画面内のAI美少女が笑顔で対応してくれ、支払いはスムーズで気分よく済ますことが出来るようになります。品出しも、猫型のAIロボットが客を避けて行ってくれます。無愛想なババアのあきれ顔を見ることはありません。

 車は完全に自動運転になります。下手くそでも認知症でも、目的地の駐車場に入るまで問題なく車間を取って適切なスピードで走り、不意の飛び出しも回避できます。歩道を歩いていても心配はなく、煽り運転もノロノロ運転もなくなり、合流もAIによる自動判断で速やかに行われるようになります。渋滞してもドライバーは目的地につくまで茶の間にいるときと同じように過ごせます。寝たままスーパーの駐車場に入り、そのまま寝たままであっても他人に迷惑になりません。認知能力の低下や、個人の気遣いのあるなし、他者への配慮や思いやりのあるなしは問題になりません。個人のモラルは関係なしに車のセンサーが自動ですべてやってくれます。そして、売り場に行けばAI美少女が優しく対応してくれ、猫型ロボットが邪魔にならないように品出しや掃除をやってくれます。

 そこでこう思う方もいらっしゃるかもしれません。AIに仕事を奪われる、人間の仕事がなくなる、と。。しかし、それでいいのです。商品の生産や流通、品出しや会計はもとより、マーケティングから企画までAIが行います。生産のすべてをAIが行い、また、政策から政治運営もAIが行うため、汚職や不当な利権はなくなり、国民には平等にベーシックインカムが支給されます。それ以上に稼ぎたければ、起業をすることも可能ですし、起業家の下で働くことも可能です。キューバのような共和制になります。

 AIが労働することによって自動的に経済成長し、人間は毎月ベーシックインカムを得るので、空いた時間はそれぞれ自由に過ごせます。好きなテレビ番組や動画をたくさん観て過ごしてもいいですし、やりたい商売をしても、家庭菜園をしても、料理でもスポーツでも、何をしても自由です。AIが全て行うので医療も福祉も公共事業も全て無料です。高速道路も老人ホームも全て無料。億の資産を持っていても意味がありません。価値がなくなります。もはや麻生コンツェルンにも価値はありません。

 水面下の利権が暴かれつつある昨今ですが、国民負担率が46%を超えた今でも増税、保険料アップ、と馬鹿げた政策でしゃぶりつくそうとしています。今、彼らが推進しているAIや自動運転によって、自らの仕事とともに利権をも失うことになるのです。すべてが自由な社会では、利益と無関係に、やりたいことや好きなことがある人が幸福になっていきます。どうでしょうか。政治というアンタッチャブルな出来レースのニュースを観ても腹が立つばかり。反対デモもいいですが、むしろ乗って促進することで、自分の首を絞めさせるのも一興ではないでしょうか。早く全部AIにならないかなぁ、早く完全自動運転にならないかなぁ、と期待が高まって来ます。すべてが完全にAI化され、ベーシックインカムが支給されたならば、私はバンドのライブをもっと増やし、最新のグランツーリスモでスポーツカーをカスタムして遊ぶ予定です。